結論から言います。YUIかYUKIです。(自信あり)
モテ曲というより、だいたいの男性に良い印象を与えます。

カラオケの選曲というのは、難しいですよね。
流行りの曲を歌うのもミーハーな気がするし、古すぎてもダメ。
自分の好きなアーティストが異性の嫌いなアーティストかもしれないし、好みが一致したとしても、逆に本物とのギャップを感じさせてしまう。
盛り上がりを意識してアイドル曲を歌うのは、歌い手のキャラによっては微妙な気もする。

YUIとYUKIを選んだのは、そういったところです。
ロックサウンドが中心となっているので、盛り上がりにも良いし、歌詞がストレート過ぎないので、寒くならない。
バリバリのアーティスト路線というわけでもなく、適度な女性らしさもアピールできる。
流行り曲を歌う軽い女だと思わせないし、古すぎるってわけでもない。

そして一番大きいのが、
男性にはYUIやYUKIの女性的な感性や世界観が伝わっていないことが多いので、そこでパーソナリティが決定されにくい。
というところです。

そうです、男性は、YUIとかYUKIについて、よくわからないのです。
そもそも「YUIとかYUKI」とまとめてしまっているように、書いてる当人も、YUIとYUKIの違いなんて明確には分からないし、というか、正確には、彼女らが打ち出している世界観というものが、男性の中でかなりふわふわしている印象なのです。

そしてその印象というものが、決して悪いものではない。
なんとなくかわいらしくて、健康的で、ポップさとアートさのバランスがよくて、メロディラインも頭に残っているものが多いし(=あーこの曲聞いたことある!となりやすい)、歌詞もよく分かんないけど、聞いてて気分が悪くなるわけではなく、なんとなく楽しい感じがする。

これが西野カナだと、女性女性し過ぎている(=ストレート過ぎる)。
椎名林檎だと、アーティスティック過ぎる。
つまり、歌う曲から、「この人はこういう性格なんじゃないかな」というイメージ付けがされてしまうことが多い気がするのです。

男性としては、YUIやYUKIに対するイメージが明確ではないので、そこでパーソナリティが決定づけられるということはありません。
そして、先ほど述べた漠然とした印象から、その人が何かタグ付けされたとしても、それが決して悪いものではない。
YUIとYUKIなんて、全然違うよ、という声はあるでしょうが。(笑)

あくまでも印象の話として、YUIやYUKIは、究極の無難なのです。