さてさて、古着通販サイトUNFASHIONはこの度、「UNFASHION CREATOR」という企画をやります。
なんと、有名ファッションデザイナーを多数輩出するかの名門校、文化服装学院の学生たちにブランドを作ってもらうのです!
しかも3つも。

それぞれのクリエイターの感性が色濃く反映されたものになっているのですが、そもそも、文化服装学院(通称:文化)の学生がどんな学生かって皆さんイメージわきますか?
あんまイメージわかないなー、とりあえずヤバい感性持った学生が集まってそう、ってぐらいの人は、とりあえず下の動画を見てみましょう。
文化の学生がやってるファッションショーです。

確かに、ヤバい感性持った学生の集まりって感じですね。(笑)
で、驚くのが彼ら、実際にイチから服を作る技術を身につけてるんですって!
このファッションショーの衣装もすべて、彼らによるイチからのハンドメイド作品。
すごいですよねー。

そんなすごい感性と技術を持った彼らなら、イチからブランドを作ってもらい、商品化することも可能なんじゃないか?
って思って始まった今回の企画。
下記ページからご覧いただけますので、みなさん是非!
購入ももちろんできちゃいます!
UNFASHION CREATOR

さて、前置きはこの辺で。
今回は、UNFASHION CREATORでブランドを展開する1人、yokoさんのインタビュー記事です!
yokoさんは同じ文化服装学院の学生である、emiさんとN(エヌ)というブランドを共同制作しています。
お楽しみください。
N(エヌ)のバナー
N(エヌ)のブランドページはコチラ

 

1.リカちゃん人形 < 人形が着てる服

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(N(エヌ)のクリエイター、yokoさんの写真。)

もともと服は好きだったんですか?
「はい、幼稚園の頃から好きでした。リカちゃん人形で遊ぶのが好きだったんですが、どっちかと言うとリカちゃん人形そのものよりも、リカちゃん人形が着てる服が好きでした(笑)。おもちゃ屋さんに行っても、まずリカちゃん人形の服のコーナーに行くみたいな。それで着せ替えとかをして楽しんでいましたね。」

ファッションの道に進もうと思ったのは?
「うーん、明確には覚えていないんですけど、リカちゃん人形で遊んでた時期から、こういう服をデザインしてる人がいるっていうのがなんとなく分かってたみたいで、将来こういうことをしたいと漠然と思ってたような気がします。」

すごいですね!それで今実際に、文化服装学院に在籍しているというわけですね。
「実際には、高校も服飾の学校でした。服飾デザイン科という学科で、そこでミシンの使い方とか、基本的な技術を学びましたね。文化と同じように、実際にゼロから服を作るみたいな。ただ、文化では素材ごとの縫製の仕方の違いとか、パターンの作り方とかをかなり教え込んでくれるので、やっぱり身に付く技術の量はやっぱり全然違いますね。」

学校は楽しいですか?
「はい、楽しいです(笑)。やっぱりモノを作るのが好きなので、学内のファッションショーとかで服を制作する機会がいっぱいある文化の校風は私に合ってますね。」

 

2.高校時代に通っていた古着屋でバイトをすることに

古着屋でバイトしてるって聞いたんですけど、その話について聞かせていただけますか?
「はい。去年からずっと、渋谷のとある古着屋で働いています。そこで主に仕入れた商品のリメイクを担当してますね。」

古着がもともと好きだったとか?
「そうですね、高校の時から好きでした。でも、元々私ギャル系だったんですよ(笑)。どっちかというと、お嬢様系のギャルだったんですけど。ピンクピンクしてるみたいな。」

今の様子からは全然想像付きませんね(笑)。古着を好きになったきっかけって何だったんですか?
「それまではポップティーンとかしか読んでなかったんですけど、高校に入ってからいろんなジャンルを見てみようと思って、なんとなくジッパーを手に取って読んでみたんです。そこで読者モデルっていう存在を知って、とある読者モデルに一目惚れしてしまった。こんなオシャレな人がいるんだ!みたいな。で、その読者モデルが、私が今働いている古着屋の店員だったんです。」

へえ!古着というよりも、読者モデル入りだったんですね。しかもyokoさんが今働いている古着屋の店員だったなんて。
「そうなんです(笑)。で、その古着屋について調べてみたら、完全にそこの世界観にハマってしまった。実際に行ってみようと思って、行ってみてワンピースに一目惚れして、そこからはもうミスドでバイトしまくって、実家の栃木から東京に月1ぐらいで通ってましたね。」

最初はお客さんだったんですよね?そこの古着屋で働くようになったきっかけっていうのは?
「丁度その頃、その古着屋が仕入れた商品のリメイク要員を募集してて、ダメもとで応募してみたんです。そしたら、当時店頭に立っていた社長さんと顔なじみだったこともあって、yokoさんならってことで採用してもらえた。憧れてた店だったんで、すごくうれしかったですね。」

技術もあるし、顔なじみの信頼のお客さんでもある。店にとっては言うこと無しの人材ってことですね(笑)。ところで、リメイクって具体的にはどんなことをしてるんですか?
「買い付けた商品の中からこれとこれとこれって感じで渡されて、リメイクを施していくんですけど、基本的には”店頭に出す古着を最高の状態で出す”っていうスタンスでやっています。古着1つ1つに対して、どうやったら現代の人でも着てもらえるかっていうのを自分で考えて、丈を短くしたり、ボタンを付け替えたりとかをしてますね。」

バイトをしていて一番うれしい瞬間ってどんな瞬間ですか?
「街で自分が縫った服を着てる人を見た時ですかね。文化でも見ることがあります。昨日の新宿の駅で見ましたし(笑)。服を通して時代と時代を繋ぐことができたみたいな、そういった達成感がありますね。」

 

3.1人ではなく、2人でブランドを作った理由

今回emiさんと制作した、N(エヌ)というブランドについてお聞きします。アクセサリーブランドということですが、なぜアクセサリーに絞ったのですか?
「ある意味これは自分にとっても挑戦ではあったんですけど、アクセサリーっていうのは作ったことが無かったんです。でも作り方を自分で調べたりはしていてもともとすごく興味があった。そこでemiにこの話を持ちかけたら、いいね、やろう!ってことになったんです。」

emiさんと共同でブランドを作ろうと思った理由について、聞かせてもらっていいですか?
「emiと私は、似てる部分もあるし、違う部分もあって、2人の感性を上手く融合すればいいものが作れると思ったんです。2人ともビンテージが好きっていう共通点がありつつも、私はやっぱり働いていた古着屋の影響を受けているからかクラシカルな感じが好きで、emiは昔の海外女優とかに影響を受けている。着地点は似ていても、インスピレーションの受信源が違うので、いいコラボレーションになるんじゃないかって、まあほとんど直感なんですけど、そう思いましたね。」

2人でやるってことで、逆に試行錯誤することが多くなってしまったとか、そういうことはありますか?
「正直ありましたけど、結果的によかったと思ってます。そもそもアクセサリーを作るのが始めてだったし、何度も何度も試行錯誤して、作ってはやり直し、作ってはやり直しって感じでした。お互いにサンプルを作ってきても、お互いが納得するものになることってなかなか無くて。けど結果的に自分1人だったら作れないものができたと思っていて、上手いこと2人の個性が活かせたというか、私の場合はemiと一緒にやったことが正解だったなと思います。」

N(エヌ)の商品2
(N(エヌ)の商品の1つ、ワイヤークロッシェのチョーカー。この他にも、細くしなやかなワイヤーを繊細に編み込んだアクセサリーを展開している。)

ブランドのコンセプトについて教えてください。
「これもemiと最初に話し合ったんですけど、いつも付けてくれるようなアクセサリーがいいよねってなったんです。いつもっていうのは、例えばパーティー専用とか、そういう風にシーンを縛るものは作りたくない。ちょっと天気のいい日に散歩してみるとか、友人とカフェに行く時とか、そういった何気ない日常生活の中に寄り添うように私たちのアクセサリーが存在する。そんなイメージで制作をしました。」

最後に、どんな人にN(エヌ)のアクセサリーを身に付けて欲しいと思いますか?
「1日を少しでも楽しもうと思ってくれる人に、付けて欲しいですね。今日も仕事やだなー、とかでは無くて、人生を前向きに、ポジティブに生きる人に、付けて欲しいと思っています。」

今日はありがとうございました。

N(エヌ)のブランドページはコチラ

 

【告知させてー!】

yokoとemiが制作した、N(エヌ)の商品を展示する、”UNFASHION CREATOR”期間限定ショップを開催します!
試着、購入ももちろん可能です。
都内にお住まいの方、是非お越しください!
詳しくはコチラ

日程 : 9/2(月)~9/4(水)
開店時間 : 13時~20時
場所 : デザインフェスタギャラリー原宿WEST 1D
デザインフェスタギャラリー